歯医者さんは儲かるというのは誤解です!
世間的には「歯医者さんは儲かる!収入・給料も多い」というイメージが強いようですが、実際には歯科医師はガンガン稼げるような職業ではありません。
「でも、いい車に乗ったり、良い服を着てたりするじゃん!」と思われるかもしれませんが、歯科医師になるためには数千万円という学費を払わなければならない(私立の場合)ので、家がもともとお金持ちの人が多いのです。(つまり、親の金で車や服を買っている場合が多いんです)
実際、私立の歯科大学に来ている人の多くは家が歯医者(昔の歯医者は儲かっていました)やパチンコ屋の息子、神社の息子などが多く、親が普通のサラリーマンだというような人はほとんどいません。(ちなみに、歯科医師の約8割が私立出身です)
また、確かに開業医の年収だけ見ると一千万円を超えている場合も多いのですが、まず歯科医師になるまでに学費で数千万円かかっていますし、歯科医院を開業する際にも数千万〜数億の借金をしていることが多いのです。
それだけの投資をしているわけですから、ある意味収入は多くて当たり前と言えます。
歯科医師の収入・給料
では、実際に歯医者さんがどのくらくらいの収入・給料があるのかを紹介したいと思います。
【研修医時代】
歯科医師国家試験に合格した後は1年間の研修が義務付けられていますが、この間の収入・給料は10〜20万円/月程度です。
当然、昇給・ボーナスなどはありません。
【2年目〜】
ここからは、進路によって収入・給料が大きく変わります。
開業医に勤務する場合
開業医に勤務する場合、1年目の給料は大体10〜20万円くらいで、20万円もらえればかなり多いほうです。もし30万円もらえたら、泣いて喜んでしまいます。
勤務2年目からは良いところでは30万円ほどもらえる場合がありますが、ほとんどのところは30万円ありません。
3年目以降も、勤務医の収入・給料の平均は40〜50万円程度です。その後、収入・給料があがるかどうかはその人次第です。(2005年度の人事院の調査では、28〜32歳で平均月収約55万円、44〜48歳で約97万円となっています)
また、都会よりも歯科医院が少ない無医村のようなところのほうが一般的に給料が高く、勤務医でも年収1000万円を超えるようなところもあります。
大学に残って勉強する場合
学位や専門医を取るために大学に残る場合には給料をもらうというよりも、むしろ大学に払うことのほうが多くなります。
学位や専門医を取るには最低4〜5年程かかりますので、その間はせいぜいアルバイトの収入程度しかないことになります。
しかし、学位や専門医を取った後は、これらの資格を持っていない歯科医師よりも多くの収入・給料が得られる可能性は高くなります。
開業する場合
開業をした場合の収入・給料は、その人の能力に大きく左右されます。
上手くいけば数千万円〜数億円かせぐことが出来る可能性もありますが、失敗をすれば歯科医院が潰れ、借金だけが残るという事態に陥る可能性もあります。
実際には、新規開業した歯科医院の約3割が、開業後3年以内に経営的危機、閉鎖の憂き目にあっているという厳しい現実もあります。
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